2016/02/14 (Sun) 22:25
ACID Music Studio 10.0でBPMを200以上に設定する方法

こんにちは。masakaです。

私はいつもSONY ACID Music Studio 10.0を使って楽曲を制作しているのですが、
これの不便な点の一つとして「デフォルトではBPM200以上の曲を作れない」というものがあります。

解決法に気づかず仕様と考えている方もいらっしゃるようですが、非常に簡単に解決できるので紹介します。



1. 「オプション」→「ユーザー設定」を開く

2. タブを「編集」に切り替える
acid_bpm200_01.png

3. 「プロジェクトとテンポの範囲」の最大の値がデフォルトで「200」になっているので「300」に変更
acid_bpm200_02.png



これで、テンポの最大値が300になり、BPM200以上も指定できるようになります。
恐らくBPM指定をACIDの画面左下のスライダーを使って操作する人向けにテンポの範囲を絞っているものと思われますが、
逆に混乱を生むのでデフォルトの値を修正して欲しいところです…。

2016/02/14 (Sun) 21:23
wavファイルをワンショットのACIDized WAVEに変換するやつ

こんにちは。masakaです。

私はいつもSONY ACID Music Studio 10.0を使って楽曲を制作しているのですが、
これの不便な点の一つとして「長めのワンショット素材なのにループとして扱われる」という現象が起きる点です。
つまり、シンバルの単音や声ネタなどを挿入すると勝手にループ素材として認識されてテンポに合わせて引き延ばされたりする現象です。

ACIDは「ACIDized WAV」という特殊(?)なWave形式の素材ではワンショットやループといった素材の種類、テンポやキーといった情報が認識され、自動的に適切な形で挿入できます。ACID付属のループ素材を入れると自動的にテンポが合うのは、ACIDized WAVとしてテンポなどの情報が記録されているからです。
しかし、多くの市販されているサンプリング素材や自分で作成した音声はACIDized WAVではないため、毎回挿入する度に種類を選んだりテンポを合わせたりする必要が出てきます。

特に最初に挙げたワンショット素材のループ化はかなり頻繁に遭遇します。

「オプション」→「ユーザー設定」→「オーディオ」タブ→「次の範囲内のときファイルをループとして開く:」
の値を変更すればある程度解決するのですが、それでも根本的な解決にはなりません。

そこで、普通のwavファイルを放り込むと「ワンショット素材」としてのACIDized WAVに変換するプログラムを作成しました。

追記(2016/02/14 22:45):
ACIDからもACIDized WAVを作成できたようです(記事の最後を参照)。
ただ、やはり一括で変換はできないようなので、プログラムは残しておきます。



「ACIDized Oneshot Converter」
 → ダウンロード

●概要:
通常のwavファイルをワンショットのACIDized WAV形式に変換します。

●使い方:
wavファイルを「acidizeoneshot.exe」にドラッグアンドドロップしてください。
複数ファイルを一気に入れることも可能です。
(CUIのソフトウェアなのでexe自体をダブルクリックしても何も起きません。)

●注意事項:
・既存のファイルに上書きするので、必ずバックアップをとるようお願いします(万が一ファイルが破損しても責任は負いません)。
・変換済みのファイルかどうかはプログラム上でチェックしていないので、同じファイルを2回変換したりしないでください。
・元からACIDized WAVのループ素材だったりするファイルにも適用できません。

何かありましたら、Twitter(@masaka_k)または本記事のコメント欄にお願いします。



--以下、わかる人向け--

このプログラムは、waveファイルのRIFFヘッダ直後のファイルサイズに0x20を加算、ファイルの終端に以下のバイナリデータを追記するだけのものです。
{ 0x61, 0x63, 0x69, 0x64, 0x18, 0x00, 0x00, 0x00, 0x01, 0x00, 0x00, 0x00, 0x3C, 0x00, 0x00, 0x80, 0x00, 0x00, 0x00, 0x00, 0x04, 0x00, 0x00, 0x00, 0x04, 0x00, 0x04, 0x00, 0x00, 0x00, 0xF0, 0x42 }

ACIDized WAVの実体は通常のwav形式のファイルにacidチャンクという独自のチャンクが挿入されただけのものです。

** The acid chunk goes a little something like this:
**
** 4 bytes 'acid'
** 4 bytes (int) length of chunk starting at next byte
**
** 4 bytes (int) type of file:
** this appears to be a bit mask,however some combinations
** are probably impossible and/or qualified as "errors"
**
** 0x01 On: One Shot Off: Loop
** 0x02 On: Root note is Set Off: No root
** 0x04 On: Stretch is On, Off: Strech is OFF
** 0x08 On: Disk Based Off: Ram based
** 0x10 On: ?????????? Off: ????????? (Acidizer puts that ON)
**

出典: 「Acidized wav's format specification? | KVR Audio Forum

ACIDized WAVはFL Studioなどのソフトウェアから作成することができますが、ACID自体からは何故か作れません。ACIDから作れました(記事の最後を参照)。
それにしてもACIDized WAVについて日本語のドキュメント少なすぎませんかね・・・。
誰かループ指定とかテンポ・キーとかも含めて編集できるやつ作ってください (^_^;



追記(2016/02/14 22:45):

ACID本体でACIDized WAVEが作れないと思い込んでいたのですが、普通に作れたのでその方法を紹介します(すみません…)。

1. ACIDのウィンドウ下部のエクスプローラからwavファイルをドラッグしてトラックとして挿入します。

2. 挿入したら、右クリックして「クリップ プロパティ」を開きます。
acid_acidize_01.png

3. 「ACIDの種類」などを指定してからツールバー右側の保存アイコンをクリックすると、ACIDized WAVとして保存されます。
acid_acidize_02.png

ただ、やはりこの方法でも一括で変換することはできないようです・・・。

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